派遣エンジニアに転職して後悔した理由
派遣エンジニアになりたいと思ってませんか?
本当に派遣エンジニアになって大丈夫ですか?
この記事を読んで、もう少し考えてみてください。
私は派遣エンジニアになってとても後悔しています。
派遣になる前に考えた方が良いこと
派遣エンジニアのメリットって何でしょうか?
私は派遣エンジニアになる前は、
「派遣エンジニアって、いろんな会社を知れて、いろんな経験ができていいのかな?」
なんて思ってましたが、大間違いでした。
確かに、一つの会社に属するより、派遣の方がいろんな会社で様々な経験をしやすいです。
でも、このメリットにすがる理由って、「飽きっぽいか、やりたい事が明確でない」って事ですよね?
「まずは、いろんな会社を経験して、それから転職するか考えてもいいかな」と思っているなら改めた方がいいです。
やりたいことが明確に決まっているなら、それができる会社に転職すべきです。
もし、やりたいことが見つからないなら、今から徹底的に考えるべきです。
決定を先延ばしにして良いことはありません。
派遣エンジニアに転職して後悔した理由
結局、いろんな会社は経験できない
派遣会社の営業さんは、できるだけ長期の案件を取りに行きます。
つまり、一度配属されると、そう簡単に別の会社へ移れないということです。
もし会社を変える場合は、職場見学という名の面接をする必要があり、その度に営業さんの手間が発生します。
さらに、営業1人で複数のエンジニアを管理しています。
エンジニアからこんなキャリアビジョンがあるから、こう実現したいと伝えたところで、理解し協力してくれる営業さんは果たしているのでしょうか?
会社も利益がないと潰れるので、エンジニアのワガママばかりを聞くわけにはいかないです。
長く勤めれば、いろんな会社を経験できますが、果たして何年かかるでしょうか?
業務経験が浅くなりがち
もし、短期間でいろんな会社を経験したとしても広く浅い業務経験になりがちです。
そうなると、転職するときに何を強みとしてアピールするか困ります。
日本の新卒はポテンシャルで採用してもらえますが、20代後半の中途となると何の役に立てるのかを重視して見られます。
また、20代後半は順調にいけばチームリーダーになる年齢なので、それなりの実績をアピールできるよう準備しておく必要があります。
海外の人は、この辺がうまくて自分の「スキルの棚卸」や「長所の魅せ方」を心得ているようです。
acthouse.net
意外と暇になる
社員さんが抱えている案件の一部を引き継いで業務することが多いです。
そして、その業務が終わって次は何かありますか?と聞くと「えぇっと、、ちょっと待ってください。」となります。
その間、好き勝手に何かして良い訳でもないため、非常に時間を無駄にしてしまいます。
やるべきことは今やった方がいい
上記の通り、派遣エンジニアには、いろんな経験はできにくいし、できたとしても自分の強みがボヤける・浅い経験になりやすいというデメリットがあります。
未経験なので派遣になってとりあえずスキルアップを!という考えは改めた方がいいです。
昔と比べて非常に独学がしやすい世の中になってます。
親切なチュートリアルもあれば、それを丁寧に解説する記事もあります。
また、ドットインストールなどの動画サイトやprogateのようなサイトでも勉強できます。
スキル不足なら勉強して本当に行きたい会社に行くべきです。
逆に、面接のときに未経験で何も準備がなければ、「これだけ学ぶ材料があるのに何でやってないの?」と思われます。
とにかく、私と同じように後悔して欲しくないので、いま一度、考え直すキッカケになれば幸いです。
他にも関連記事も書いているので、よければそちらもどうぞ!takoyarosan.hatenablog.com